東京集中行動
●集会や宣伝など旺盛に●
大阪広域協組4人組を協組から追放し、中小企業のための協組を取り戻すための取り組みとして、私たちは去る5月21日から25日までの5日間にわたり、東京集中行動に取り組んだ。
警察庁・国家公安委員会・経済産業省・国土交通省・法務省に対する要請活動と映像を活用し、差別排外主義者を利用した労働組合潰しを行う広域協組の実態を広報宣伝した。
22日には衆議院会館にて連帯ユニオンの呼びかけで「ヘイトスピーチと企業のコンプライアンスを考える院内集会」を開催。立憲民主党の有田芳生参院議員・長尾秀樹衆院議員・沖縄の風代表の糸数慶子参院議員・社民党の福島みずほ参院議員、さらには学識経験者や宮里邦雄弁護士、安田浩一氏などのジャーナリストも多数参加するなかでのシンポジウムとなった。
冒頭に関西の出来事についての映像が流された。そこには、大阪広域協組の木村貴洋理事長が関生支部を襲撃した映像と大山正芳副理事長や和歌山広域協組の丸山克也理事長が警察官に暴力を振るっている映像を見てもらった。参加者からは「この連中は暴力団でないのか。こんな連中が協同組合執行部とは考えられない。実におぞましい。時代錯誤も甚だしい」という声が上がった。有田芳生議員は法務委員で、ヘイトスピーチ解消法を施行させた議員の一人であり、関西での異常な出来事を重大だと問題視され意見を述べられた。
●映像活用し宣伝を展開●
また、関係先への要請と宣伝については、DVD上映を行い、差別排外主義者との蜜月関係について詳しく説明したリーフレットを1000枚以上配布。中央本部や関東支部の仲間の支援によって、セメントメーカーやゼネコンに対する申し入れと要請行動を展開することができた。
【 くさり6月号より 】